夫婦で悩みごとの一つとしてあがるのが、”家事分担”。
”家事分担”が原因で、トラブルになったり夫婦げんかになったりした経験がある方も多いのではないでしょうか?
「夫が家事をやってくれなくて困る…。」
「専業主婦だから、家事は全部やらきゃいけないのかな?」
「お互いが納得できる家事分担ってどうすればいいの?」
このように悩んでいる人のために、本記事では夫婦で家事分担をするときのポイントについてまとめました!
我が家は、
- 妻…専業主婦・妊娠中
- 夫…平日はフル勤務、基本土日休み
- 子ども…一人(1歳)
といった状況ですが、本記事は共働き夫婦でも子どもが居ないご家庭でも参考になる内容になっています!
ぜひ、最後までお読みください♪
そもそも家事分担って必要?
もしご夫婦どちらかでも家事について不満があるなら分担することをおすすめします。
理由は、家事分担をすることで、責任の所在を明らかにするためです。
もし全ての家事の責任が妻にある場合、夫はあくまで“手伝い”になってしまいます。
これが、よく聞く家事トラブルの原因です。
妻の「夫が家事を手伝ってくれない」という不満。
そもそも夫が家事を“手伝う”という状態の時点で、家事の責任は妻にあるのです。
そうなると、夫にとって家事は自分の仕事ではないので、気分次第でやったりやらなかったり、お願いされると嫌な気分になったりしてしまいます。
また、家事の責任が妻にあると、妻も夫の家事に文句を言いたくなってしまいます。
責任が自分にあるので、自分と同じようにやってほしいと思ってしまうからです。
夫も妻も、いくつかの家事に責任を持ち、うまく家庭運営をしていくことが重要です。
家事分担をする時の注意点
「家事」と一言で言っても内容はさまざまです。
- 料理
- 洗濯
- 掃除
- 食器洗い
- 風呂掃除
- 買い物
- ごみ捨て
これらの家事を夫婦で分担をする際に注意したい点が2点あります。
- 家事によって比重が違う
- 家事にはピークタイムが存在する
それぞれみていきましょう。
家事によって比重が違う
例えば「料理」と「ごみ捨て」、同じ家事一つでもそれにかかる労力は全く異なります。
「料理」は、
- 冷蔵庫にある食材を確認
- 栄養バランスを考えながら献立を考える
- 足りない食材があれば買い足す
- 調理
- ※手順を考え、どうすれば洗い物が少なく、手際よく作業できるか、等も頭の中で考えながらの作業
「ごみ捨て」は、
- ごみの種類を確認
- 決められた時間までにごみ捨て場まで持っていく
ごみ捨てという家事を軽んじるわけではありませんが、こうして比べてみても、いかに「料理」という家事の比重が重いか分かりますよね。
家事分担をするときには、このような「家事の比重」を意識することが大切です。
家事にはピークタイムが存在する
家事は、朝と夕方〜夜がピークタイムです。
朝は、
・朝食準備
・お弁当の用意
・洗濯を干す
・ごみ捨て
・自分の身支度
夕方から夜は、
・干していた洗濯物を取り込む
・洗濯物をたたんでしまう
・夕食の用意
・食後は食器洗い
・お風呂掃除
朝は自宅を出発するまで、夜は就寝までと限られた時間の中で複数の家事をこなす必要があり、「家事のピークタイム」と言えます。
家事は、他の仕事と違って分散させることが難しいのが特徴です。
もちろん、掃除や買い物、料理の下ごしらえなど、ある程度昼間に済ませておくという工夫はできます。
それでも、忙しい家事ピークの時間帯にすべてを一人で担当するには限界があるでしょう。
家事分担をする時には、ピークタイムの家事をいかに振り分けるかが重要です。
家事分担をする時のポイント6選
ここからは、実際に家事分担をするときのポイントについてまとめました。
①集中している時間帯の家事を分散
家事には「ピークタイム」が存在し、分散させるのが難しいという特徴があります。
ですから、「ピークタイム」の家事を夫婦で振り分けるといいでしょう。
朝
わたし…朝食準備、夫…ごみ捨て
夕方~夜
わたし…夕食準備・後片付け、夫…風呂掃除
…こんな具合で分担しています。
このとき、先述した「家事の比重」も考慮できると理想的ですね。
②家事の得意・不得意(好き・嫌い)を考慮して配分
人それぞれ得意・不得意なことがあるのは、家事にも同じことが言えます。
家事を分担するときには、得意・不得意を考慮することが重要です。
得意(好き)
わたし…料理・洗濯
夫…料理・アイロンがけ
苦手(嫌い)
わたし…アイロン・食器洗い・水回りの掃除
夫…食器洗い
お互いどちらとも言えない家事
掃除・買い物・ごみ捨てなど
《これらを考慮した結果…》
わたし…料理(平日)・掃除・洗濯・買い物
夫…料理(休日)・アイロンがけ・風呂掃除・ごみ捨て・買い物
我が家では二人とも料理が好きなので、平日はわたしが、休日は夫が担当しています。
また、わたしが妊娠中ということもあり、安全面も配慮して、風呂掃除は夫が担当。
特にどちらとも言えない家事は、日中時間のあるわたしが掃除や洗濯、買い物の担当です。
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③やってほしい家事があるときは素直にお願いする
もし“相手が家事をやってくれなくて困っている”、という人は、素直にお願いをするようにしましょう。
夫婦生活において、「察して!」は絶対にNG!
これは家事分担も同じです。
とはいえ、一方的に
「ご飯作って!」
「お風呂洗って!!」
…と言われてもいい気はしないですよね。
そんなときは、交換条件を出すのがおすすめです。
「お弁当準備している間に、ごみ捨てお願いしてもいい?」
「わたしがお皿洗いをするから、お風呂掃除お願いね。」
といった具合です。
「食器洗いとお風呂掃除どっちがいい?」
と、相手に選択してもらうのも良いですよ♪
④家事を行うタイミングは強制しない
相手に家事を任せたら、行うタイミングに口出ししてはいけません。
人は他人から強制されると、反発心が生まれやる気がなくなってしまうという特性があります。
これは「ブーメラン効果」といいます。
例えば、「勉強しよう」と思ったときに「勉強しなさい」と言われてやる気がなくなってしまった経験はありませんか?
これと同じことが家事分担でも起こるのです。
相手には相手のタイミングがあるので、家事をお願いしたからには、それをいつやるか、どのようにやるかは相手に任せるようにしましょう。
⑤完璧を求めない
家事分担では、相手にも自分にも完璧を求めないことが大切です。
最低限のラインだけは決めて置き、6割くらいできていればOK!くらいの気持ちを持ちましょう。
もし、至らない4割の部分が気になるのであれば、それをお互いカバーすればいいのです。
例えば、平日の夕食準備はわたしの担当ですが、気分が乗らず作れなかったり、手抜きになったりすることもあります。
そんなときは、
「何か買って帰ろうか?」
「代わりに何か作る?」
と、夫がわたしの至らない部分をカバーしてくれています。
逆に、夫が朝早く出勤しなければならない日や朝の準備が遅れてしまった日には、わたしがごみを捨てに行くこともあります。
分担とは言え、完璧にこなせないことだってありますよね。
「自分の仕事を完璧にこなすこと」ではなく、「至らないところをカバーし合うこと」が、家事分担においてはとても重要です。
⑥感謝を必ず伝える
家事を相手に任せていると、ついおろそかになってしまうのが「ありがとう」の一言です。
分担とはいえ、家の仕事を一つ担ってもらったからには感謝の気持ちを伝えることが大切です。
言葉だけで「ありがとう」と言うのは簡単ですが、口先だけの言葉は心がこもっていないので、相手にはすぐバレてしまうものです。
分担をすることで、お互いに苦労が分かるから、自然と心からの「ありがとう」も出てきますよね。
普段から感謝の気持ちを伝えるように心がけましょう。
まとめ
いかがでしたか?
夫婦円満に過ごすために、避けては通れない「家事分担」。
「いくら言ってもやってくれないから…。」
「相手が全部やってくれるから、甘えちゃう。」
なんて、状況をそのままにしていると、いつか限界がくるかもしれません。
「家事=家の仕事」です。
ですから、家事は、
- 共働きか、
- 妻または夫が専業主婦(夫)か、
- 子育て中か、
そんなことは関係なく、どのご家庭にもついてくるものです。
この新生活が始まった時期をきっかけに、家事分担を見直してみるのはいかがでしょうか?
もちろん、全ての家事を夫婦でこなす必要はありません!
時には、家電や家事代行サービスを頼るのも、円滑な家事分担を進める上では有効です!
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ぜひ、家事分担で夫婦円満ライフを送りましょう♪
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